キャラは好きだが「サ終してくれ」という矛盾

心理的メカニズム愚痴,考察

キャラは好きだがサ終してほしいゲーム

「あのゲームのあのキャラのことは好き!」

「でも推しキャラの扱いが不遇すぎる。つらい。」

「いっそサ終してくれ」

サ終(サービス終了)したら、もう推しキャラに会えなくなるのに、なぜかこう思ってしまう。不思議ですね。

なぜ、こんな風に思ってしまうのか、考えてみました。

1 すっぱり諦めがつくから

推しキャラが不遇なのに、それでもゲームをやめていないのは、まだ僅かに「ガチャかイベントに出してくれるかも…」「いつか日の目を見るかも…」「いつか運営の考えが変わってくれるかも…」と期待しているからです。

要するに、まだまだ推しキャラに対して未練があるのです。

だったら、いっそのこと、サービスが終了して「もう会えないんだ」と思えるようになった方がラクなのです。

いっそサ終してくれたほうが、諦めがつくのです。

2 これ以上汚してほしくないから

キャラゲーならではの心理なのかもしれませんが、「これ以上、私の推しキャラが不遇な扱いを受ける(汚される)くらいなら、ダメージが軽いうちに終わってくれ」と思うのも、いっそサ終してほしいと思ってしまう理由の一つでしょう。

「他の優遇されているキャラはどんどん出ているのに、自分の推しキャラは全然出てこない。」

「それどころか、自分の推しキャラは優遇キャラの太鼓持ちにされてる。腹立つ。

「私の推しキャラをモブキャラみたいに扱うな!!!」

…上記の話は極端かもしれませんが、そんな事態になったら最悪です。

自分の推しキャラが、まるで低ランクみたいな扱いをされているのを見てしまったら、これ以上汚されないように、これ以上株価が下がらないように一刻も早くサ終してくれと思うことでしょう。

3 運営に対する攻撃心

まあ、要するに運営に対する強烈な恨みですね。

「私の推しを出さないなんて許せない。運営は痛い目に遭え!〇ね」といった感じです。

これに似た心理と行動として、

・「課金やめます」と言う。
・レビューに★1評価を付けて、「★1つも付けたくないです」と言う。

も、挙げられます。

攻撃的になって、「サ終しろ」と言うパターンもあるわけですね。

運営に〇害予告を送るのはさすがにまずいが、それに近いレベルの恨みは運営に抱いていることでしょう。